変える力を、ともに生み出す。NTT DATAグループ

M2M/スマート

M2M(Machine To Machine)とは、機器とシステムがネットワークを介して情報交換し、人手をかけずにデータ収集したり機器を制御する仕組みです。接続される機器は家電、スマートフォン、カーナビ、自販機、エレベーター、センサー、ロボットなど多岐にわたっています。このM2Mの仕組みを活用することで、健康管理、電力制御、防災、農業等、各種分野で自動化や効率化を進め、利便性の高い社会を実現することが可能となります。
M2Mシステムは従来用途に応じて個別に構築されてきたが、クラウドサービス化の流れに漏れずM2Mシステムに共通して利用できる機能を備えるM2Mクラウドを構築する動きが加速してきました。NTTデータでは、全社としてM2Mクラウドを構築すると共に、M2Mクラウドを活用した各種アプリケーションのサービス化を推進しています。本講演では、NTTデータが全社として進めるM2Mクラウドの全体像、M2Mクラウドの応用事例についてご紹介します。
我々を取り巻くビジネス環境の変化は年々加速しており、顧客ニーズへのリアルタイムな対応や、各顧客向けにパーソナライズされたサービスの提供が、求められつつあります。一方で、ソーシャルサービスやスマートフォンなどのコミュニケーションツールの普及により、個人からの情報発信や個々人が簡単につながりを持てる環境が整い、それがビジネス上でも重要な役割を果たすようになってきています。
今後のビジネスにおいては、自らを取り巻くビジネス環境やニーズの変化を即座に感知・分析し、顧客やステークホルダとの質の良いコミュニケーションを通してその変化に対応していくことが、競争力の源泉になっていくと考えられます。
本講演では、2012年のキーテクノロジーとして「ビッグデータを活用したビジネスアナリティクス技術」と「コミュニケーション高度化技術」の2つの技術にフォーカスし、先進事例も交えながらご紹介します。
これまでにないボリュームや多様性などの特徴を持つ「ビッグデータ」の時代に突入し、ビッグデータの活用による新たなビジネス優位性が模索されています。中でも、センサー・データやライフログ・データを活用して、ユーザやモノの動きの背後にある文脈を理解し、一歩先回りして気の利いたサービスを提供する「プロアクティブ型BI(ビジネス・インテリジェンス)」の普及拡大が期待されています。
本講演では、プロアクティブ型BIソリューションの核となる大規模リアルタイム・データ分析技術やその基盤技術について、事例を交えながらご紹介します。
これまでの情報システムにおけるデータ活用は、データをいったんデータベースに蓄積した上で、そのデータに対して改めて分析処理を行うというもので、データの発生からアクションまでに一定の時間差が生じることは避けられません。プロアクティブ型BIを実現するリアルタイムなアクションをとるための基盤技術について具体的にご紹介します。
M2M(Machine To Machine)は、センサーから得られる情報をサーバで収集し、解析を行う一連のサービスであり、スマートグリッド等の分野で注目されています。
本講演では、まず、M2Mについてのサービスの概観や全体像を解説します。次に、国内のみならずグローバルに適用したサービスの事例(橋梁のモニタリング等)をご紹介します。さらに、当社のセンサー情報の収集を行う基盤の要素技術として、データを高速でサーバ上で処理をするCEPの技術や、センサーネットワークを構成する無線技術と情報集約機、放送波によりデータ通信を行うIPDC技術など事例を用いてご紹介します。最後に、これらの技術により、これからの社会インフラシステムが、どのように変わっていくのか、その展望をお伝えします。