変える力を、ともに生み出す。NTT DATAグループ

テクノロジー

FINALUNA は、従来メインフレームで作られていた金融機関の情報系システムをJava 等のオープン系技術で実現するために整備されたシステム開発ツールであり、これまで大規模システムから中小規模システムまで幅広く導入されてきました。
その後もより一層の高い信頼性実現に向けた取り組みを進めてきた結果、銀行勘定系や決済ネットワークに代表される社会インフラレベルの堅牢なシステムをも実現できるFINALUNA rock-solid frameworkを整備するに至り、日本銀行の新日銀ネットにも採用されることとなりました。
本講演では、技術面での特徴の他、プログラムの自動生成や試験自動化等の生産性向上に向けた取り組みについて解説するとともに、海外のミッションクリティカル市場をも見据えた市場戦略についてもご紹介します。
※軽食をご用意しております。
ビジネスのグローバル化が加速し、システム開発おいても、世界中のエンジニアや開発会社などのリソースを活用する、グローバル・デリバリのケイパビリティ向上が求めれています。
NTTデータでは、グローバルの豊富なリソースを用いて、日本品質を武器にしたシステム開発を提供することで、お客様のグローバル展開をサポートしています。また、海外の最新技術を取り込んだソリューションの開発にも力を入れ、真の意味でのグローバル・デリバリの実現を目指しています。
本講演では、このNTTデータのグローバル・デリバリ実現の取り組みを、システム開発標準や開発ツールのグローバル展開、グローバル拠点での技術開発・サポートの取り組みを例にご紹介します。
各種ビジネスリポートのために生れたXBRLは、今や社会の情報流通インフラとして利用が拡大しています。正確で効率的なデータ伝達、データの高い再利用性という特徴を持つXBRLは、IFRSの普及とも表裏一体の関係にあります。すでに欧米だけではなく、アジア圏においてもXBRLの普及・義務化といった動きが加速してきており、ビジネスをグローバルに拡大する企業にとっては、必須アイテムとなりつつあります。わが国では、東京証券取引所、金融庁、国税庁、日本銀行などで、世界的にも先進的な取り組みが行われてきましたが、この優れた技術を遺憾なく利用するためには、より広い理解と、実務利用への一段の取り組みが重要になります。本講演では、XBRLについてわかりやすくご紹介するとともに、その利用事例、応用可能性などについてグローバルな視点からご紹介いたします。
我々を取り巻くビジネス環境の変化は年々加速しており、顧客ニーズへのリアルタイムな対応や、各顧客向けにパーソナライズされたサービスの提供が、求められつつあります。一方で、ソーシャルサービスやスマートフォンなどのコミュニケーションツールの普及により、個人からの情報発信や個々人が簡単につながりを持てる環境が整い、それがビジネス上でも重要な役割を果たすようになってきています。
今後のビジネスにおいては、自らを取り巻くビジネス環境やニーズの変化を即座に感知・分析し、顧客やステークホルダとの質の良いコミュニケーションを通してその変化に対応していくことが、競争力の源泉になっていくと考えられます。
本講演では、2012年のキーテクノロジーとして「ビッグデータを活用したビジネスアナリティクス技術」と「コミュニケーション高度化技術」の2つの技術にフォーカスし、先進事例も交えながらご紹介します。
国際空港のキャパシティ向上は、グローバル・ビジネスを推進するための必須の条件であり、国家レベルでの国際競争力向上においても重要な施策の一つと位置付けられています。また同時に航空界は、CO2削減や安全性向上といった面での社会貢献も強く求められるようになってきています。
昨今、GPS衛星等を用いた新しい航空機ナビゲーション技術が次々に開発され、従来はなしえなかった様々な飛行方法が可能となってきています。このような技術革新を通じて航空界は、効率性や経済性、安全性を向上するとともに環境への一層の配慮を推し進め、社会からの要請に応えようとしています。
本講演では、最新の航空機ナビゲーション技術に関連して、特にその国際基準(規格)開発の国際動向について解説します。また、国際基準開発や海外協力等の分野でのグループの取り組みをご紹介します。
これまでにないボリュームや多様性などの特徴を持つ「ビッグデータ」の時代に突入し、ビッグデータの活用による新たなビジネス優位性が模索されています。中でも、センサー・データやライフログ・データを活用して、ユーザやモノの動きの背後にある文脈を理解し、一歩先回りして気の利いたサービスを提供する「プロアクティブ型BI(ビジネス・インテリジェンス)」の普及拡大が期待されています。
本講演では、プロアクティブ型BIソリューションの核となる大規模リアルタイム・データ分析技術やその基盤技術について、事例を交えながらご紹介します。
これまでの情報システムにおけるデータ活用は、データをいったんデータベースに蓄積した上で、そのデータに対して改めて分析処理を行うというもので、データの発生からアクションまでに一定の時間差が生じることは避けられません。プロアクティブ型BIを実現するリアルタイムなアクションをとるための基盤技術について具体的にご紹介します。
情報化社会の発展に伴いデータセンタの電力消費は年々増加する傾向で、今後データセンタに求められるものは信頼性に加え、省エネルギー・高効率性への対応は避けて通れない状況になります。データセンタのエネルギー消費は、ICT機器の電力とそれらを冷却する為の空調エネルギーがその殆どを占め、設備面から効率化を図る場合、これら2点の改善が大きく貢献します。
本講演では、サーモカメラ撮影を中心としたサーバー室内の空調気流解析とその気流改善による効率化策、また、PUE調査から得られた給電設備のエネルギーロス状況と、給電設備の構成さらにICT機器をも含めた給電方式の見直しによるエネルギーロス対策を、2009年から2011年にシンガポールで実施した、データセンタ環境調査の結果を例にとりご紹介します。
「ダイナミックケースマネジメント」は、近年オフィスにおけるホワイトカラーの業務品質・生産性を劇的に向上させる新たな手法として脚光をあびています。知的労働集約的なホワイトカラーの専門業務は、IT化が困難な領域と考えられてきました。
しかし、従来バラバラに提供されてきた「ワークフロー管理」、「コンテンツ管理」、「業務活動のモニタリング」といった各種ソリューションを連携活用することにより、業務規定に従った正確な業務遂行を情報技術で効率的に支援できることが明らかになってきました。さらに、業務活動のモニタリング結果やビジネス状況の変化に応じた業務プロセスの改善を短期間低コストで実現できるといった効果をもたらします。
本講演では、当社と富士ゼロックス様が共同で開発中の企業コンテンツ管理(Enterprise Content Management)ソリューションを、当社の購買契約業務に適用した事例をベースに「ダイナミックケースマネージメント」の実現方法とその効果についてご紹介します。